日曜開店商店街日和

城東商店街

優しく人情味たっぷり


▲多くの人が詰め掛けた「土曜夜市」の様子(城東商店街振興組合提供)

 大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線蒲生四丁目駅から南東に約100m。一歩足を踏み入れると、アーケードの入り口から奥まで整然と自転車が並び、人の流れを表していた。ちょうど昼食時と重なった商店街は、孫の手を引いているおじいさん、自転車に子どもを乗せた母親など、店の人と声を交わしながら買い物を楽しむ人々があふれていた。

 商店街の歴史は、目の前にある蒲生4丁目交差点周辺に、同区役所、消防署、警察が立ち並び、同区のメーンストリートになっていたころにさかのぼる。人の流れに合わせて1948年に開設され、同区内で最も長い歴史を誇るという。

 設立30年を迎える同商店街の振興組合は、「地域の人々とともに歩む、優しく人情味あふれる商店街」をキャッチフレーズに発展してきた。訪れる人が何を求めているのか、それに対して自分たちは何ができるのか。試行錯誤しながら商店主たちが力を合わせてきた。

 年末年始のバーゲンや、四季折々のイベントに加えて同商店街では毎年7月の第1、2土曜日に「土曜夜市」を開いている。大勢の親子連れや子どもたちが訪れ、普段は店が並ぶ通りに、かき氷、フランクフルト、千本引きなどの屋台が列を成す。どれでも100円均一なのも、好評を博している理由。

 さらに、毎月第2日曜日にはフリーマーケットを開くなど、常に新しい取り組みに目を向けている。

向こう3軒、両隣合言葉


▲〈世話役さん〉

 大西貞夫理事長(68)

 58年前の開設当初から、「向こう3軒両隣」を合言葉に地域とともに歩んできた商店街。昔からの顔なじみも多く温かい雰囲気をつくり出しています。さらに、地域の人とともに行う「土曜夜市」では多くの人が訪れ、地元の小学校、PTA、同窓会、町会などとともに夜店を開いています。そのほか、四季折々の催しにも力を入れ、商店街の発展にみんなで力を合わせていきたい。

ファッション親子で楽しんで

 SPICYKID=(同区今福西1614)

 子ども服専門店として、親子連れでにぎわう店。アーケードを越えてしばらく歩くと右手に見えてくる。笑顔で迎えてくれる店長は今村千賀子さん(37)。「流行に敏感な子どもに合わせた服を多数用意しています」と話している。

 明るい店内には「子どもが入りや すいように」ドアもはずしている。商品はキャラクターものではなく、大人っぽいデザインで、品質にもこだわる。壁一面にはユーズドルックのハーフパンツやデニムなどが所狭しと並ぶ。「親子でファッションを楽しんでほしい」と今村さん。

愛される街づくりに尽力

 そば処ひらの(同区今福西1710)

 30年を超えるキャリアで、そば一筋に力を注ぐ平野勇夫さん(56)夫婦が店を切り盛りする。昼間はサラリーマン。夜は家族連れや一杯飲んでから帰宅という人が多く訪れる、活気に満ちたアーケードから数分の場所。

 「おいしそうにそばを食べるお客さんの笑顔を見る時が一番の幸せ」と話す平野さん。この場所に店を開いて10年が過ぎた。現在は、地域の人や商店街の仲間とともに、「愛される街づくりに尽くしていく」と笑顔で話す。

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