週刊大阪日日新聞

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2018/11/24

笑ってためになる戦国と幕末の歴史トークイベント

会場はまるでお笑いステージ


▲著書を手に「歴史を面白く、かつドラマチックに紹介したい」と話す伊藤さんと、房野さん(左)

 予備校の歴史を担当する名物講師伊藤賀一さんと、戦国武将や幕末の歴史好き芸人房野史典さんの面白歴史トークイベントが11月13日、中央区西心斎橋2のスタンダードブックストア心斎橋で開かれ、両氏は教科書に載っていない面白歴史秘話を軽妙なトークで大公開、会場は爆笑の渦が巻き起こった。

 伊藤さんはオンライン授業サービス「スタディサプリ」の名物講師で、『学習版 日本の歴史人物かるた』のほか、11月には『ニュースのなぜ≠ヘ日本史に学べ』を刊行。一方の房野さんはお笑いコンビ「ブロードキャスト!!」のツッコミ担当で、無類の戦国武将と幕末好き芸人として、「超現代語訳 幕末物語」「戦国武将の超絶カッコいい話」を刊行し、話題となっている。

 房野さんは「私の歴史本は完全にストーリー重視」とみずからが出版した歴史本を紹介。一方の伊藤さんは「私の歴史本はQ&A方式。どこから読んでもOKの書き方」。

 そして2人は戦国大名、毛利元就の「三矢の訓(さんしのおしえ)」を紹介。元就は一本では脆(もろ)い矢も束になれば頑丈になることを示し、毛利家も三兄弟が結束すれば、他国から攻められることはないと訓えたという話だが、「長男は亡くなっているし、二男三男もすでに壮年」(伊藤さん)、「毛利元就の臨終の床での場面設定は明らかに作り話」(房野さん)と本当の漫才コンビのような軽妙なトークで2人は歴史的な矛盾点を指摘。

 また、「大坂はなぜ、天下の台所≠ニして発展できたのか?」については「西廻り船の終着駅が大坂で商品が高く売れたから。逆に貨幣経済が発展すると地方都市が生まれ、大坂まで商品が集まらなくなった」と解説した。


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