週刊大阪日日新聞

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2018/11/24

「きっぱり断る勇気を」

府警、高校で薬物防止教室


▲大麻の危険性を訴える西川堺少年サポートセンター長(左)

 大阪府内で大麻取締法違反容疑で摘発される少年の増加を受け、府警本部と各警察署は、高校生を対象に薬物乱用防止教室を開催している。身近に潜む危険を知って、「断る勇気」を持ってほしいと呼び掛けている。11月7日には堺市堺区の賢明学院高で、府警本部少年課と堺署員が、1年生約200人を前に大麻の危険性を訴えた。

 教室で府警本部少年課の西川節雄堺少年サポートセンター長は「きっぱり断ることが大切」と強調。 大麻の使用は覚醒剤よりハードルが低く、先輩や同級生から誘われて、興味本位で使い始めるケースがほとんどだと指摘した。

 「大麻は中毒性がないという人もいるが、そんなことはない」と西川センター長。大麻を使用すると脳に悪影響を及ぼし、依存症になる。「『逮捕されてやめる決心がついた』と供述した女子中学生がいた。近づかない勇気、断る勇気、相談する勇気を持ってほしい」と語り掛けた。

 里村竜志さん(15)と立石七海さん(16)は「初めて知ったことばかり。先輩から誘われたら断りづらいから、もし何かあったら大人に相談したい」と話した。

 府内では今年に入り6月末までに51人の少年が、大麻取締法違反容疑で摘発された。府警は11月末までに、公立、私立高校計331校で薬物乱用防止教室を開催する予定。


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