週刊大阪日日新聞

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2018/9/1

犠牲者の冥福祈る 

京橋駅空襲慰霊祭


▲法要で慰霊碑に手を合わせる参列者ら

 大阪市の旧国鉄京橋駅へ数発の1t爆弾が投下され、多くの人が犠牲になってから73年に当たる8月14日、城東区の空襲慰霊塔前で慰霊祭が執り行われた。遺族をはじめ関係者らが参列し、犠牲者の冥福を祈った。

 1945年のこの日午後0時半ごろ、駅周辺は一瞬で焦土と化した。京橋駅空襲被災者慰霊祭世話人会によると、駅舎は吹き飛び、線路はあめのように曲がり、付近の民家や工場も大打撃を受けた。この空襲で二百数十人が命を落としたとされるが、遺体や遺品が見つかっていない人もおり、実際の犠牲者は500人とも600人とも言われている。

 慰霊祭としては64回目を迎え、世話人会の寺西忠幸会長やJR京橋駅の渡辺弘幸駅長らが参列。寺西会長は「戦争は私たちの幸せをすべて奪う。悲惨さを若い世代に引き継いでいかなければならない」とあいさつした。


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