週刊大阪日日新聞

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2018/5/12

ミナミで古着をアップサイクル 

若者に人気のブランドが新業態


▲パッチワークに使う布を古着から切り出すスタッフ=大阪市中央区

 若者に人気のアパレルブランド「スピンズ」のアメリカ村店(大阪市中央区)が増床し、2階に新業態「スピンズ ビンテージ&カフェ」をオープンした。大量消費されるファストファッションと一線を画し、店内に設置したミシンで古着を加工して販売し、来店者がくつろげるカフェも併設。新たなカルチャーの発信拠点にしたい考えだ。

 着古した服を生まれ変わらせる「アップサイクル」が新店舗のコンセプト。古着は丈直しだけでなく、2着を1着に組み合わせるなど大胆な仕立て直しに応える。リメークスタッフの柴田悠さん(29)は「直しやカスタマイズをお客さまとやり取りし、一緒にファッションを生み出せる」と意気込む。

 Tシャツを加工したエコバッグを購入すると、買い物に持参するごとに100円引きの特典がある。古着レンタルは1カ月3千円で5着を借りられる。

 カフェでは、古着を加工したエプロンやコースター、ランチョンマットを使用。一角に設けた図書コーナーの書籍は無料で貸し出す。音楽イベントやお笑いライブも計画する。ファッションを中心に人々のつながりを狙い、大森正弘店長(30)は「良い物を長く使うのが古着の利点。アップサイクルの価値を伝える店にしたい」と話した。


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