週刊大阪日日新聞

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2018/5/12

異業種交流で新事業を 

大商と大工大 都心型拠点開設


▲試作事業に活用できる3Dスキャナーや3Dプリンター

 大阪商工会議所と大阪工業大は23日、大阪市北区の同大学梅田キャンパス内に、都心型オープンイノベーション拠点「Xport(クロスポート)」を開設した。都心という立地を生かして異業種交流を促し、社会課題の解決に向けた新規事業の創出支援や人材育成を図る。

 クロスポートは会員制。現在、大和ハウス工業や大阪ガスなど7社が参画予定で、幅広く会員を募集する。具体的な事業としては、大企業や中小企業、社会人、学生など多様な参加者の交流促進や研修、ビジネスアイデアの試作、海外企業との連携などに取り組む。

 目玉となる交流支援事業「フューチャー・ラボ」では、課題がある大企業が幹事企業としてテーマや戦略を提示し、賛同する会員とチームを組んで新規事業の創出を図る。

 第1弾として、大和ハウス工業が幹事企業となり、「新しいライフデザインを支える住宅」「不動産の流動性をさらに促すサービスと技術」などをテーマに設定。他の企業らとチームを組んで「フューチャー・ラボ」を運営する予定だ。

 大商の尾崎裕会頭は「国内外から多様で高度な人材、情報、ビジネスを呼び寄せ、アジアの中でイノベーションの発信拠点を目指したい」と意欲を示し、大阪工業大を運営する常翔学園の久禮哲郎理事長は「オープンイノベーション拠点であると同時に、イノベーション人材教育の拠点としていく」と決意を述べた。


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