週刊大阪日日新聞

大阪市(北・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
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2018 新春号

大規模な開発計画 

キ タ


▲工事が続くうめきた2期エリア

▲阪神百貨店などが入る大阪神ビルディングのイメージ

 グランフロント大阪を中心に美しく整備された高層ビルに人を集めるキタ。ディープな大阪が味わえると商店街を中心ににぎわいが絶えないミナミ。大阪府内を訪れる外国人観光客は2017年9月までに832万となり、過去最高だった16年の940万人を更新する見込みだ。二大繁華街を擁する北区と中央区を中心にホテルや商業施設の建設が続く中、大阪市浪速区の新今宮駅前に星野リゾートが都市観光ホテルの建設を発表するなど、新たな動きも出ており、新名神高速道路の部分開通など交通インフラの整備も進む。開発ラッシュの続く大阪を取材した。

うめきた2期の「まちびらき」は2024年

高層ビルやホテル建設など進む

 西日本を代表する商業地の梅田エリアでは、新たな高層ビルやホテルの建設などの大型プロジェクトが進行している。さらにJR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」(約16へクタール)については、大阪市が2024年夏ごろの「まちびらき」を目指している。大阪を訪れる訪日外国人客(インバウンド)が増加する中、さらなるにぎわいが生まれそうだ。

 阪神電鉄と阪急電鉄は、阪神百貨店梅田本店が入る大阪神ビルディングと、隣接する御堂筋沿いの新阪急ビルの2棟の一体的な建て替えを進行中だ。百貨店やオフィスフロアを含む地上38階、地下3階建てのビルが誕生する予定で、完成は22年春ごろを目指している。

 また、ヨドバシホールディングスは、家電量販のヨドバシカメラなどが入るヨドバシ梅田ビルの北側に、複合型高層ビル「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」を建設中。開業は19年の冬を予定しており、商業施設とホテルが入り、地上35階、地下4階建てのビルがお目見えする予定だ。


▲JNTO「訪日外客数」「訪日外客訪問地調査」、観光庁「訪日外国人消費動向調査」をもとに推計

 さらにJR西日本不動産開発も大阪駅北側の宿泊施設「大阪弥生会館」の跡地にホテルを建設している。名称は「ホテルヴィスキオ大阪by GLANVIA」。地上8階建てで400室を備え、2018年6月6日の開業を目指している。

 うめきた2期は「みどりとイノベーションの融合拠点」と位置付けられ、健康や医療分野の産業を包括したイノベーション拠点と、公園を整備する計画となっている。

 大阪観光局によると、大阪を訪れる訪日客は12年から5年連続で増加している。16年は過去最多となる940万人を記録し、17年は9月末時点で既に832万人に上っている。


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