週刊大阪日日新聞

大阪市(北・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
(社)日本ABC協会加盟紙 242,937部

2017/11/25

高校生ら迫力ある交渉 関西創価高校

SGH中間研究発表会 


▲SGH中間研究発表会「模擬国連」

 関西創価高校(交野市)は11月11日、SGH中間研究発表会を開催し、国際的に活躍できるグローバル・リーダー育成を目指すSGHのプログラム、探究型総合学習「GRIT (Global Research &Inquiry Time)」の授業を公開した。会場では高校生とは思えない迫力ある交渉が行われ、1つの「ドラフトレゾリューション(DR)」が採択された。

 同校は文部科学省から「スーパーグローバルハイスクール」の中間評価で最高評価を受けている。

 授業は3年生349人全員による模擬国連で、議題は『ゼロハンガー(飢餓ゼロへの挑戦)を目指す食料流通システムの構築』。生徒3、4人で海外の1カ国を担当、割り当てられた国になりきって、問題解決のための政策(クローズ)を検討。自国のクローズに15カ国以上の賛同国を集めて、決議案の草案となる「ワーキングペーパー(WP)」を作成する。今回は5つのWPが提出され、各国の大使役が協議し、2つの決議案「ドラフトレゾリューション」が提示された。決議案は69カ国以上の賛成で採択となるが、タブレット端末による投票が行われ、1つのDRが採択される結果となった。

 ベストカントリー賞に選ばれたオランダ担当チームの黒川緑さんは「実際には言葉や文化、価値観が違う国同士が1つの事を決めるのはもっと大変だと思う」と語り、小島賢太さんは、「他国との交渉にはプレゼテーション能力やコミュニケーション力が本当に必要だと思った」と振り返る。

 福田秀太さんも「世界問題に興味が湧いた」とプログラムの成果を実感している。また会議監督を担った模擬国連部の小西彩華さんは、「各国について調べていくと多くの発見につながり、どんどん次の学びにつながっていくところがおもしろい」と目を輝やかせながら話した。


pagetop