週刊大阪日日新聞

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2017/11/11

大阪で初日舞台あいさつ 

映画「彼女がその名をー」

 大阪出身の沼田まほかるさんの同名原作を映画化した「彼女がその名を知らない鳥たち」(白石和彌監督)の初日舞台あいさつが10月28日、大阪市北区の大阪ステーションシティシネマで行われた。出演の蒼井優さん、阿部サダヲさん、松坂桃李さん、竹野内豊さんらが姿を見せ、「最低な人物の話ですが、大阪ロケとラストシーンで美しい作品になりました」と笑顔を振りまいた。

 城東区鴫野辺りのアパートに暮らす30代女性と、同居する中年男が自堕落に生きる姿をミステリータッチで描いている。「出てくる人物が最低で、決して好きになれないと思うが、最後まで見ると美しいと思える作品。両親が大阪に住んでいたことがあるので撮影中どこか懐かしい気がしました」と蒼井さん。阿部さんは「僕は撮影中ずっと大阪弁のセリフと格闘していた。汚い男の役でしたが、もともとそうだからそちらは大丈夫だった」と笑顔を見せた。

 NHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」を収録中の松坂さんは「地元の人間です」とあいさつすると場内の女性ファンから大きな拍手。「女子に嫌われる男の役ですが、撮影は楽しかった」と照れ笑い。竹野内さんも「僕の役も好きになれないけど、最後まで見ると恋愛観が変わると思いますよ」とほほ笑んだ。

 映画公開初日に俳優が大阪で舞台あいさつするのは珍しい。「これはぜひ大阪からと思ってお願いした。大阪ロケが俳優さんを乗せてくれたし、映画を豊かにしてくれた」と白石監督が地元ファンに感謝を述べた。


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