週刊大阪日日新聞

大阪市(北・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
(社)日本ABC協会加盟紙 242,937部

2017/10/28

電話すれば自動翻訳 

関西観光本部 訪日客対応で実証実験

 近畿2府4県と鳥取など近隣4県、経済、観光団体でつくる「関西観光本部」は10月19日から、音声自動翻訳技術を活用した「KANSAI SOS多言語コールセンター」の実証実験を始めた。コミュニケーションが取れないなど、観光事業者と訪日外国人客間での言葉の壁を解消させ、訪日客対応をサポートする。

 コールセンターは現在、英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の5カ国語に対応。費用は通話料のみで365日24時間稼働する。

 接客の際、事業者が訪日外国人客の使用する言語を選び、コールセンターに電話。音声ガイダンスに沿い、行き先など簡易な会話であれば自動で機械翻訳し、難しい場合はオペレーターにつなぎ、人による通訳で対応する。

 対象は関西2府4県と近隣4県の宿泊、タクシーなどの観光施設・事業者。観光本部のホームページなどから申し込め、コールセンターの電話番号やマニュアルが配布される。年間300事業者が目標という。

 近畿運輸局との共同事業。実験期間は2018年2月28日までだが、3月以降も継続実施し、将来的には自主事業として取り組む考え。

 同本部は「関西への訪日外国人客の9割は、対応言語でクリアできる。誰でも使えるものを目指し、コミュニケーションでのハードルが少しでも下がれば」と利用を呼び掛けた。


pagetop