週刊大阪日日新聞

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2017/9/30

東京五輪選手大阪から 

バスケ協が女子選手育成強化


▲ジェイソンコーチ(手前)の指導を受ける強化指定選手

 大阪バスケットボール協会(山岡秀雄会長)は3年後の2020年東京五輪を視野に選手育成に力を注いでいる。今年3月には女子強化指定選手のアメリカ・シアトル遠征を実施。今月は遠征先のシアトルのバスケットボールアカデミーからコーチを招聘し、実践的なテクニックを伝授した。

 大阪から東京五輪に出場する選手を輩出することを目的とした「大阪市トップアスリート育成事業」の一環。事業期間は2016年度から3年間で、府内で活動する育成団体に大阪市が助成金を出す。バスケットボールのほか、大阪府陸上競技協会、大阪府ハンドボール協会も認定を受けている。

 バスケットボールは、リオ五輪で活躍した栗原三佳選手(大阪薫英女学院高―人間科学大卒、トヨタ自動車)をはじめ、全国トップ選手を輩出してきた女子に特化して強化。強化指定選手には大阪人間科学大、大阪薫英女学院高、大阪桐蔭高の29人と、現在はバスケットボール女子日本リーグ(WJBL)のデンソー所属の畠中春香選手(大阪人間科学大卒)と同じくアイシン所属の高原春季選手(大阪薫英女学院高卒)の計31人が名を連ねた。

 今月4日の門真市のラクタブドームでの練習会には、多くの米プロバスケットボールNBAの選手を輩出しているアメリカ・シアトルのバスケットボールアカデミーを主宰するプロコーチのジェイソン・バスケット氏が来日。ポストプレーのポジション争いに焦点を当て、相手をかわす≠スめの体の使い方を練習した。高原選手は「ボールを持つ前の頭を使った動きを練習できて、良い経験になった」と話した。

 「地方協会が海外遠征に行ったり、海外のコーチを招聘することはほぼない。それが一番のメリット」と府協会の榊公美子さん。来年2月にもシアトル遠征を計画しており、「1人でも多く五輪に行ってもらいたい」と期待する。


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