週刊大阪日日新聞

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2020/5/16

配送ドライバー 買い物代行 

子育て女性や高齢者対象


▲プロ配送ドライバーの買い物代行サービスのアプリ画面

 荷主と配送トラックを結ぶマッチング事業を展開している「CBclou(クラウド)d」(本社・東京都、松本隆一CEO)は、大阪府など全国7都府県で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で仕事が減った配送ドライバーと、日用品買い出しに不自由する子育て中の女性や高齢者を対象にした買い物代行サービス「PickGo」に取り組んでいる。

 同社はITを活用し2016年6月から、法人荷主とプロの配送ドライバーを結びつける配送マッチングのサービスを開始。現在1万5千人以上のドライバーが登録し、緊急配送などさまざまな荷主ニーズに対応している。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、主に企業間配送を担っていたドライバーが収入減となる一方、ドライバー登録数は3月時点で前年比56%増加した。

 そこで仕事を求める配送ドライバーと、外に出られない人々のニーズのマッチングを計画。急きょ「PickGo買い物代行」アプリの開発と提供に乗り出した。

 同社に登録しているプロ配送ドライバーが、配送業務の隙間に空いた時間を使いユーザーに代わって買い物を行う。依頼者はアプリから買い物先と購入商品を入力しクレジットカード決済、ドライバーが最短1時間で自宅や指定場所まで商品を届けるシステム。

 時間指定も可能で、代行料金は税込み1回550円から。店舗数や点数、商品、配達時間で変わる。

 子育てや家族介護などで外出しにくい人、高齢者や体調不良者、既往症があり感染すれば重大な健康被害を懸念する人などが、生活維持に必要不可欠な買い物へのニーズがあると見ている。

 運転手に直接依頼するため最多3カ所まで買い回りでき、スーパーだけでなくドラッグストアやホームセンターなど、幅広い買い物先と商品を選択できるのが特徴。配送先が不在時は置き配もしてくれて、買い物リスト内の商品が欠品していた場合や指定予算を超過時は、商品の購入がキャンセルされるので、後で追加金額を要求されることがない。

 同社では「専用アプリを開発し、利用者の使い勝手を工夫した。登録ドライバーの74%が代行業務をやりたい≠ニ希望しており、感染防止に十分な対策を取った上で、大きな荷物でも取り扱えるなど、ほかにないメリットを生かして業務を拡大したい」と話している。

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