週刊大阪日日新聞

大阪市(北・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
(社)日本ABC協会加盟紙 251,012部

2019/11/23

野見宿禰(のみのすくね) 題材に製造 

子孫は道真公、天満宮と縁 「感慨深い」造幣局OB


▲造幣局のスクリーンに映し出された野見宿禰像とギリシャの女神像の記念貨幣

 2020年東京五輪・パラリンピック記念貨幣の打ち初め式が11月8日に大阪市北区の造幣局(川嶋真理事長)であった。1万円金貨に描かれた相撲の元祖「野見宿禰(のみのすくね)」の子孫は、菅原道真とされる。道真公を祭る大阪天満宮の「お膝元」に位置する造幣局が、野見宿禰を題材にした貨幣を製造する巡り合わせとなった。

 野見宿禰像は「ギリシャの女神」像と並んで1万円金貨の表面に描かれ、「心技体」の文字も記されている。

 野見宿禰とギリシャの女神を巡っては、メインスタジアムとして今月末完成予定の新国立競技場の壁画にもなる予定で、打ち初め式に出席した布村幸彦・大会組織委員会副事務総長は「旧国立競技場から無事移設された」と報告した。

 「勝利のシンボル」野見宿禰をデザインした貨幣製造について、造幣局元理事長の百嶋計・追手門学院大教授(60)は「約150年、天満宮のお膝元の天満で操業してきた造幣局が、野見宿禰の図柄の貨幣を製造できることは誠に感慨深い」と話している。


pagetop