週刊大阪日日新聞

大阪市(北・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
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2019/11/9

鶴見区に児相新設 

大阪市 虐待件数増受け26年度

 大阪市は10月30日の幹部会議で、市内4カ所目のこども相談センター(児童相談所)を、同市鶴見区今津南1丁目の市有地(2376平方m)に新設する方針を決めた。児童虐待の相談件数が増加傾向にあり、一時保護所の定員超過も続くことから増設を検討してきた。2026年度の開設を目指す。

 市によると、18年度に認知した市内の児童虐待相談件数は6316件で、09年度の約4倍に上った。重大事件に発展することもあり、速やかに立ち入り調査や子どもの安否確認をするため、市は4カ所目の設置を急いでいた。

 用地は、JR放出駅の北東450mにある住宅街で、元自動車部品の製造工場。駐車場として活用されていた。

 市内に児相は中央(中央区)、南部(平野区)、北部(東淀川区・21年度開設予定)があることから、管轄する人口規模を踏まえて市東部を候補地に検討。交通の利便性や必要スペースが確保できる土地の形状などを総合的に判断した。建設関連経費は約21億円を見込む。

 増設に伴い、市の担当者は「職員の確保や人材育成、職員体制の強化を計画的に行う」と説明した。


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