週刊大阪日日新聞

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2019/9/14

三井ビルリニューアル 

共用スペース2日営業


▲奥にライブラリーがあるメインホール=大阪市北区

 三井不動産は大阪市北区中之島3丁目の「中之島三井ビルディング」の大規模リニューアルを実施し、入居テナント向けのダイニング「CUIMOTTE(クイモッテ)」を中心とした新しい共用スペースを9月2日、オープンした。入居者同士の「つながり」を促進し、さまざまなアイデアやイノベーションを生み出す新しいオフィスビルの形を提案する。一般客の利用も可能だ。

 同ビルは地上31階、地下2階のオフィスビルで、1、2階の共用部分と4階の食堂を全面刷新した。「クイモッテ」は大阪弁で「食べながら」を意味し、木の温かみを持つクリエーティブな雰囲気の空間に、食を通じて新しい出会いやアイデアの創出を促すさまざまな仕掛けが施されている。


▲堂島川を見下ろせるカフェアンドバー=大阪市北区

 212席のメインホールに、ビジネス本から旅行書まで10テーマ2千冊を用意したライブラリー24席、プレゼンにもランチミーティングにも活用できるテナント専用の貸会議室32席なども設置。各所にコンセントやモニター、公衆無線LAN「Wi―Fi」も整え、終日使用できるカフェバーコーナーも設けた。「クイモッテ」全体では440席を確保している。

 ダイニング営業はランチに加え、モーニング(午前8時〜同10時)、ディナー(午後5時〜同9時)にも対応し、多彩なメニューをそろえた。

 「クイモッテ」にはコンシェルジュも常駐。イベントや会議室の予約、入居者同士のビジネスマッチングなどをサポートする。人工知能(AI)も活用。利用者数や滞在時間、属性などから最適なレイアウトを導き出し、来店者数や売り上げを予測して食材の無駄をなくす。

 同社は大阪府と社会課題解決に向けた包括連携協定を結んでおり、地域活性化を目的に地域と連携したイベントにも取り組む。弘中聡関西支社長は「大阪全体が活性化し、持続可能な社会になれば事業も花開く」と、企業として社会課題に取り組む意義を強調した。


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