週刊大阪日日新聞

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2019/9/14

来年度からルール統一 

府独自の「チャレンジテスト」

 大阪府教育委員会は5日、公立中学の生徒を対象に学力を測る府独自の統一テスト「チャレンジテスト」の手法を改正すると発表した。内申書の評定への活用方法が、3年と1、2年で分かれているのを来年度から3年のルールで統一。小学生の学力向上にも生かすため、2021年度から小学5年向けの統一テストを導入する方針も示した。

 同テストは、公立中が府立高入試で提出する内申書の評定の出し方を、生徒間で比較する「相対評価」から、個々の目標到達度合いをみる「絶対評価」に変更したのに伴い16年度に導入。評価基準が各校でばらつかないよう、府内共通の物差しを用意した。

 3年については、同テストの学校の平均点と府平均を比較し、成績が良い学校ほど生徒に高い評定を付けやすくなる仕組み。1、2年は、同テストの個人成績に着目して評定に活用しているが、二つのルールで運営すると分かりにくいとの指摘もあり、3年の手法で統一することにした。

 また、現行では、実技4教科(体育、技術・家庭、音楽、美術)の共通テストがないにもかかわらず、5教科(国数英理社)の結果で評定の幅が決められているため、実技についてのルールを市町村の意見を聞きながら決め、来年度から実施する。

 小5向けの統一テストについては、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が特に小6で低迷する中、統一テストを通して到達目標を示し、関係者らが現状の取り組みの検証や改善に役立てられるようにする考えだ。


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