週刊大阪日日新聞

大阪市(北・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
(社)日本ABC協会加盟紙 251,012部

2019/8/31

心肺停止… その時どうする!?

地域住民を招いて救命講習


▲救命講習を受講する参加者ら

 障がい福祉サービスを展開するオールケア守口は8月21日、救急活動を広く一般の人にも知ってもらおうと、地域住民を招いて救急救命講習を実施した。同社では年に1回、社員を対象に同講習を行っていたが、「地域の一員として、私たちにできることで地域に恩返しをしたい」(吉田広美社長)との思いで、今回初めて地域の人にも参加を呼びかけた。

 講習では、「救急インストラクター」の資格を持つ同社のスタッフらが講師となり、胸部圧迫や人工呼吸からなる心肺蘇生の手順やAEDの使い方などを実践で学んだ。大阪府内では救急車を呼んでから到着するまで平均8・6分かかっている。その間、心肺蘇生を実施しなかった場合の1カ月後の社会復帰率は4・3%だが、そばに居合わせた一般市民が心肺蘇生を実施した場合には10・8%となり、2倍以上の効果があると言われている。

 講習に参加した今西利次さんは「町会長から聞いて来た。6年前にも地域の公民館で受講したが、久しぶりで難しかった。見ているのと実際にやってみるのは全く違う。またこのような機会があれば参加したい」と話していた。

 講師を務めた同社の西久保恵さんは「施設は地域に開かれた存在にならないといけない。これからも地域に貢献できるよう、継続して実施していきたい」と決意を新たにしていた。


pagetop