週刊大阪日日新聞

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2019/8/31

「少年像」新天地は? オークション始まる

ホワイティうめだ 泉の広場から撤去


▲泉の広場のシンボルとして設置されていた少年像

 大阪・キタの地下街「ホワイティうめだ」の改装工事に伴い撤去された泉の広場のシンボル「少年像」に、再び活躍の機会が訪れそうだ。地下街を運営する大阪地下街が、多くの惜しむ声を受け廃棄予定を変更。8月20日、少年像のオークションが同地下街で始まった。大阪のシンボルの新天地はいずこに―。

 少年像は高さ92cm(台座を含む)、重さ約100キロの大理石製で、イタリア・ミラノの大理石彫刻工房のデザイン。泉の広場に2002年に登場し、17年にわたり家族や友人同士、カップルの出会いを静かに見守ってきた。

 同社によると5月の撤去時に、「廃棄はもったいない」「どこかに移設できないか」と活用を望む声が集まり、急きょ少年像の行き先を探すことに。オークションに出るのは5体のうちの1体。長年買い物客らに愛されてきたこともあり状態は非常によく、すでに清掃を終え、旅立ちの時を待っているという。

 入札期間は20日〜9月11日で、入札ボックスはホワイティうめだのサニーテラスと、りそな銀行内の2カ所。最も高い額を入札した人が落札する方式で、最高入札価格は期間中、特設ブースや地下街のホームページなどで随時公開する。

 引取先は近畿2府4県に限り、送料は大阪地下街が負担し、落札額は全額、赤い羽根共同募金に寄付する。

 大阪地下街ホワイティうめだ営業所の田中文徳所長は「惜しむ声をいただき、改めて愛され続けてきたことを実感できた。新しい場所でも大事にしてもらえればうれしい」と話していた。


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