週刊大阪日日新聞

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2019/8/31

爆発的火災想定 市内の商業施設で訓練

京アニ事件教訓


▲疑似の煙が漂う中、口元を覆いながら避難する買い物客役の従業員ら=8月21日、大阪市西区のフォレオ大阪ドームシティ

 7月に京都市の京都アニメーションで発生した放火殺人事件を契機に、改めて爆発的な火災への備えに注目が集まっている。訓練は消防法が定める施設の消防訓練の一環として取り組み、従業員のほか市消防局の職員ら計約50人が参加した。

 3階建ての2階エスカレーター付近で、爆発的な火災が発生したとの想定で実施。疑似の煙が建物に充満する中、従業員が避難を促すカードを手に、買い物客役を誘導した。

 スポーツクラブNAS大阪ドームシティの平田久美子支配人(40)は「煙の広がる早さや、防火シャッターの閉まる速度を体感できた。実際の状況を想定した訓練を重ねたい」と表情を引き締めた。

 市消防局予防課の奥村英卓自主防災管理担当係長は「火災はどこで発生するか分からない。施設の従業員も買い物客も、複数の避難経路を確認しておくことが大切になる」と話した。


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