週刊大阪日日新聞

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2019/8/10

ラグビーW杯控え合同訓練実施 

イオンモール鶴見緑地


▲負傷者を救護する鶴見消防署員と不審物の処理にあたる府警本部NBC部隊の隊員

 イオンモール鶴見緑地(鶴見区鶴見4丁目)は7月29日、鶴見警察署、鶴見消防署との3者合同でテロを念頭に不審者、不審物件への対応訓練と従業員による避難誘導訓練を実施した。9月に国内で開催されるラグビーワールドカップに向け、来館者に危害が及ぶような犯罪や多くの買い物客が集うショッピングセンターでの発生に備え、当日は本番さながらの訓練で参加者らは危機対応への意識と対処能力を高め合った。

 訓練は不審者が有害スプレーを噴霧し、負傷者が発生したと想定。従業員らは来館者を避難誘導しながら館外へ脱出させ、不審男性は鶴見警察署員らによって捕縛用具の「さすまた」で体を押さえつけられ逮捕された。一方、鶴見消防署員らは特別救助を行う府警本部NBC部隊と連携して負傷者を担架に乗せて救護。防護服で身を包んだNBC部隊の隊員らが慎重に不審物の処理にあたり、被害の拡大を未然に防いだ。

 訓練を視察した長沢伸幸鶴見区長は「テロ行為を想定して3者が連携して合同訓練を行うことは大切。安全、安心のまちの構築に引き続きご協力よろしくお願いします」とあいさつ。3者を代表して有邊(ありべ)雅彦鶴見警察署長が「安心して集える施設としてテロを発生させない。関係機関との合同による訓練は事態対処能力を向上させる」と講評した。


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