週刊大阪日日新聞

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2019/6/15

渋滞、事故が大幅減 

新名神高速 1年間の交通状況


▲新名神高速道の神戸JCT付近。新路線の完成で渋滞回数は大幅減=神戸市北区(NEXCO西日本提供)

 NEXCO西日本(大阪市北区)は、昨年3月に全線開通した新名神高速道路の1年間の交通状況を発表した。並行する名神高速道と中国自動車道とのダブルネットワーク≠ェ完成したことで、渋滞回数が約75%、事故件数は約35%もそれぞれ減少するなど効果が表れている。

 新名神開通前の名神・中国道は、上下線で1日当たり約9万6400台の通行量があった。開通後は約7万5600台となり、約20%減少。新名神は約3万2700台で、両高速道で約10万8300台が1日で通行している。

 通行車両の分散化に伴い、効果が如実に表れたのが渋滞回数で名神・中国道では、開通前の791回から195回と大幅減。事故は763件から504件に減った。

 新路線の開通は、沿線地域の人口増にも。新名神沿線の住宅地人口は増加傾向で、2012年から18年の間に、北摂エリアの箕面森町で約2・6倍、茨木市北部から箕面市東部にかけての彩都地域では約1・7倍の増加だったという。

 同時期にオープンした宝塚北サービスエリア(兵庫県宝塚市)の利用人数(レジ通過人数)は、約314万人。平日は約7千人、休日は約1万2千人で、1日当たり平均9千人が利用している。宝塚歌劇団がある地元の特色を生かし、元タカラジェンヌによるステージや、ご当地グルメが人気を集めた。

 同社の酒井和広社長は「中国道の宝塚インターチェンジ(IC)の渋滞がほぼ解消するなど、交通が安定し移動時間が読めるようになり、交通の質が向上した」と話した。


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