週刊大阪日日新聞

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2019/6/1

北区 福島区 いち押し事業

北区 子育てプログラム実施


▲講座を通じて母と子の絆、母親同士のつながりを育む(写真と本文は関係ありません)

 保健師による「健康増進・相談事業」(1045万5千円)の一つとして、本年度から第1子を育てる母子を対象にしたプログラムを実施する。子育ての経験を「伝え聞く場」を設け、育児の不安やストレスの軽減を図る。

 生後2〜5カ月の第1子と、その母が対象になるのは、NPO法人こころの子育てインターねっと関西(KKI)が実践している「親子の絆づくりプログラム赤ちゃんがきた!(BPプログラム)」。5月を皮切りに、区内4カ所で3カ月ごとに開催する。

 同プログラムの専門ファシリテーター(進行役)を招き、「新しい出会い」「赤ちゃんのいる生活」「赤ちゃんとの接し方」「親になること」の4回連続講座。各回とも前半1時間半をテキストを使った座学、後半30分を交流と質問に充てる。また、多胎児家庭が対象の講座も予定している。

 同区は高層マンションを中心に子育て世帯の流入が続く。親と同居せず、実家が遠いケースも多い。担当者は「育児について伝え聞いて、不安や悩みを共有することで母親は安心できる。インターネットや本で情報は取れるが、それだけではない場を作りたい」と話す。


福島区 福島駅周辺の魅力向上

 地域の連帯感を深め、JR福島駅周辺エリアの魅力を向上しようと「区にぎわい創出事業」(389万2千円)を実施する。一帯では飲食店の出店が相次ぎ、開発も進んでいる。店舗が連携して企画を運営することで客引きなど不安要素を未然に防ぎ、まちの安心、安全を実現するきっかけづくりを目指す。


▲福島2、3丁目一帯に軒を連ねる飲食店

 区によると、福島駅から国道2号を隔てて南側の福島2、3丁目周辺は戦災に遭っていない地域で、昔ながらの長屋も散在する。近年は飲食店が急増しており、住居と隣り合わせの環境で、客引きや道路の占有を巡るトラブルなどの抑止につなげたい考えだ。

 念頭にあるのは、大阪・ミナミの難波駅東側に飲食店が密集するウラなんば。商店街には独自のルールがあるものの、組織化されていない飲食店街では不測の事態が発生する懸念もある。

 7月上旬に開催を予定している「ふくしまてんこもり」は、福島公園など数カ所を回遊できる企画を検討しており、グルメや音楽の舞台などを計画。飲食店や商店街、住民が一帯となって魅力発信を目指す。大谷常一区長は「地域が共存するため、行政として橋渡しができれば」と期待を寄せる。


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