週刊大阪日日新聞

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2019/6/1

「大事なのは未来」

維新と公明、都構想合意 民意受け足並みそろう


▲協議を終え合同会見に臨む大阪維新の会代表の松井氏(左)と公明党府本部代表の佐藤氏

 「わだかまりは置いて晴れやかな気持ちだ」─。大阪市の松井一郎市長(大阪維新の会代表)は5月25日夜、大阪市を廃止して特別区を設置する「大阪都構想」を巡り公明党府本部と合意した心境をこう口にした。4月の府知事、大阪市長のダブル選で激しくぶつかり合った両党は「民意」を受け、都構想に賛成することで足並みをそろえた。

 多くの報道陣が集まった市内のホテルの会見場で、松井氏は2015年に都構想が否決された住民投票を踏まえ、「一丁目一番地の公約として掲げ9年間、訴え続けてきた。もう一度、聞くチャンスをいただいたので、賛成多数にしたい」と意気込みを口にした。

 対決姿勢を前面に出して臨んだ選挙戦を振り返り、「大事なのは未来だ」と強調し、公明の方針転換を歓迎した。

 一方、これまで都構想に反対の立場で、ダブル選で維新と激しく対立した公明党府本部の佐藤茂樹代表は「過激な言葉で批判してきたが、都構想を進めてほしいという民意がわれわれの予想を上回った。特別区の設置について、賛成の立場で前向きな議論をしたい」と説明した。


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