週刊大阪日日新聞

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2019/2/9

3月16日「城北公園通駅」開業 

周辺住民が意見交換 活性化のチャンス


▲新駅を生かした町の活性化について話し合う参加者ら

 今年3月16日に全線開業するJRおおさか東線の新駅「城北公園通駅」を、町の活性化につなげようと市民主体の座談会が1月23日夜、大阪市都島区の大東福祉会館であった。駅周辺の住民ら約50人が参集し、地域活性化には絶好のチャンスとなる新駅の誕生だけに、「この機会を生かしたい」とおらがまち≠フ未来について本音で語り合った。

 座談会は、区民らが自由に意見交換する同区主催のトークイベント「ぶっちゃけ!都島」の一環。区政会議委員でもある近畿大建築学部の寺川政司准教授の進行で、林田潔区長や鉄道関係者らも加わり実施した。

 参加者らは新駅周辺の町の魅力として、江戸時代中期の俳人・画家、与謝蕪村にスポットを当て「与謝蕪村の生誕の地」をアピール。地域外から人を呼び込む方策には「蕪村公園の整備」「蕪村会館を造ってほしい」「蕪村といえばインパクトがあるのは菜の花」などの意見が上がった。

 課題としては「狭い路地や古い長屋が多い」という防災面の弱さを危惧する声も。開業後の「長屋の再利用」や「駐輪場の整備」「近隣大学の学生をどう生かすか」など、話題は尽きなかった。

 ボランティアで「蕪村公園」の案内パンフレットを作るなど、魅力発信に尽力してきた田中邦夫さん(70)は「区民だけでなく全国の人に知ってもらうためにも、公園の整備は必要」と強調。

 開業に向けたイベントの企画を進めている蕪村通り商店街の金子清治会長(71)は「駅ができるだけでは何も変わらない。皆で協力してこの機会を生かしたい」と話していた。

 城北公園通駅は、おおさか東線新大阪─放出間の開通に合わせて開業。新大阪と奈良方面へのアクセスが格段に改善され、新たな人の流れが生まれることが期待されている。


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