週刊大阪日日新聞

大阪市(北・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
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2019/2/9

大阪市が児相移転 

旧浪速青少年会館跡地へ

 大阪市は同市中央区にある市こども相談センター(児童相談所)を、同市浪速区の旧浪速青少年会館跡地へと移転する方針を決めた。児童虐待の相談件数増や児童福祉法の改定に伴い、一時保護所の環境改善が必要と判断した。2024年度の開設を目指す。

 同センターは、10年に開設。1972年建築の旧市立労働会館を改修して開設したが、児童1人当たりの面積や部屋の定員が、国の新基準に追い付かなくなっていた。

 建設関連経費は約46億円を見込んでいる。埋蔵遺跡の発掘調査が2〜3年程度必要な現地建て替え案より、新築移転の方が開設までの期間が短く、費用も10億円程度抑えられる。現地では構造上の制約で、個室化も難しいと判断した。

 市によると、17年度に市内で寄せられた児童虐待の相談件数は5485件で、この10年で約6倍に急増。子どもの安否確認など迅速に対応するため、市は16年に南部こども相談センターを同市平野区に新設し、21年には市内3カ所目となる北部センターを同市東淀川区に開設する。


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