週刊大阪日日新聞

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2019/1/12

大坂本願寺の歴史紹介 

北御堂ミュージアム 9日オープン


▲最新の学術研究に基づいた大坂本願寺・寺内町復元模型

 浄土真宗本願寺派津村別院(北御堂)は、大阪と本願寺の歴史をテーマにした「北御堂ミュージアム」を1月9日に大阪市中央区の北御堂内にオープンした。最新の学術研究に基づいた大坂本願寺と寺内町の復元模型や全長40mの壁面展示「歴史ガイドウォール」を展示し、大坂≠フ町の成り立ちからその歩み、経済や文化と信仰の関わりを紹介している。

 ミュージアムは約300平方mで、北御堂1階にあった大阪会館を改装。大阪歴史博物館の大沢研一学芸員と山形大の大喜直彦教授が中心となって監修にあたった。

 エントランスの壁面から続く歴史ガイドウォールは、浄土真宗の宗祖とされる親鸞聖人の誕生(1173年)から現代までの時代絵巻。大坂≠ナ繰り広げられた織田信長との戦いや、北御堂を訪れた幕末の勝海舟や坂本龍馬、明治天皇の行幸、空襲による全焼など、歴史の大きなターニングポイントが次々に登場する。

 大坂本願寺と寺内町の復元模型は縮尺1000分の1で、大沢学芸員が監修。第10代証如上人自筆の『天文日記』などをもとに1549(天文18)年を想定したもので、寺のお堂や庭、門はもちろん町内の建物や土塁、塀の高さなど細部までこだわり再現した。

 ミュージアム内にはほかに北御堂にゆかりのある掛け軸などの展示や映像コーナー、津村別院再建模型(縮尺150分の1)などもある。

 広報企画室の藤原慶人室長は「大阪万博も決まり、世界に大阪はこういう町だと説明する材料としても本願寺から見た大阪の歴史や文化をぜひとも知ってほしい」とアピールしていた。

 入館無料。午前10時〜午後4時、原則として年中無休。


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