週刊大阪日日新聞

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2019/1/12

「赤姫」が振る舞い酒 

文楽劇場鏡開き


▲文楽人形による振る舞い酒に列をつくるファンら=1月3日、大阪市中央区の国立文楽劇場

 初春文楽公演の幕開けを告げる恒例の鏡開きが1月3日、大阪市中央区の国立文楽劇場であり、美しく着飾った文楽人形が多くのファンらにたる酒を振る舞った。

 文楽劇場による正月の鏡開きは、開場翌年の1985年から続く新年の風物詩。劇場近くの黒門市場から縁起物である2尾の「にらみ鯛(だい)」が届けられると、一帯は新春ムードに包まれた。

 劇場前では、文楽を代表する人形遣いで、重要無形文化財保持者(人間国宝)でもある吉田和生さんの遣う「赤姫」がたる酒を振る舞った。大勢のファンが列をつくり、写真撮影するなど交流を楽しんだ。

 年間20回は足を運ぶという京都市の会社員女性(47)は「赤姫の動きは繊細で華麗。 和生様≠ノ直々にいただけてうれしかった」と喜んでいた。

 国立文楽劇場は今年、開場から35周年を迎える。桜井弘理事は「『仮名手本忠臣蔵』の連続3公演などいろいろな企画を考えている。どうぞご高覧いただきたい」と呼び掛けていた。


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