2017/5/13

対距離制導入と5車種区分に統一 

6月3日から近畿圏の高速道路料金が変わる

 「もっとわかりやすく、使いやすく。阪神高速は、新料金に」―。こんな風なキャッチコピーとともに、阪神高速道路は6月3日午前零時から踏み切る、実質値上げ≠ニも受け取れる新料金体系を発表した。

 導入された新料金の最大の特徴は、対距離制を基本としたものになっていること。これまでは6キロごとのステップで約100円づつのアップだったが、それを段階的な加算を止め「距離に応じて10円単位でアップ」に改めた。確かにある距離≠ナは旧料金よりはやすくなるケースもある。同社はこの改正を「走った分だけのより公平な料金に」と説明している。

 また下限510円、上限930円だったETC普通車の料金を、それぞれ300円、1300円にした。なお非ETC車の負担増については、当面は上限料金の設定で対応する。

 阪神高速はこれまで2車種区分だったが、NEXCO西日本は5車種区分であった。今回の改正では、この異なった体系をNEXCO西日本に合わせて、5車種区分に変更した。なお4車種区分だった近畿道、阪和道、西名阪道も、右へならえで5車種区分に統一された。

 今回、さらにETC車を対象に「大阪都心流入割引」を導入した。

 これは北浜や本町、なんばなどの出口、堂島や高麗橋、長堀などの入口といった都心部を発着する場合、第二京阪道路や第二阪奈有料道路、西名阪道、南阪奈有料道路などの放射高速道路との間で、阪神高速は守口、東大阪、松原の各線のどれを通っても、起終点間の最も安い料金と同じになるという制度だ。

 例えば第二京阪道路の枚方学研ICから大阪都心部に向ったとしよう。この場合、東大阪線を使うと28・5キロと最短ルートになるが、混雑情報があって、守口線(31・3キロ)か松原線(42・8キロ)に迂回(うかい)した。対距離制となった新料金制度では当然、東大阪線よりも割高になってしまう。計算では、それぞれ守口ルート1690円、松原ルート2060円になるのだが、導入された割引制度によって、いずれのルートでも1610円の同一料金となる。この割引は2032年3月31日までを実施期間としている。

 なお割引制度は神戸でも同様の都心部発着割引が実施される。



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