2017/5/13

母子の自立サポート 

生野区のシングルマザーシェアハウス


▲「母子の自立をサポートしたい」と話す北理事長(左)と宣英さん

 空き家の長屋を建て替えたシングルマザーのためのシェアハウスが大阪市生野区に開設された。子どもの一時預かりや就職支援、夕食会などで母子の自立をサポート。入居者がいなくなった老朽長屋が母子の再出発の家になった。

 生野区の空き家率は、市内3位の22%。区では昨年、空き家活用策を募集。シェアハウス運営者であるNPO法人ライフデザイン(北圭司理事長、東住吉区)の提案が採用された。

 シェアハウスは木造2階建て。全10室。居室の広さは12・15平方m(約7畳)で、母1人子1人を想定している。各階にトイレ3、洗面台3、風呂2、キッチン2、ダイニングとリビングがあり、動線はプライバシーに配慮した。

 「各地域で子ども食堂などの取り組みも進むが、根本的な問題は親の自立を助けないといけない」と北理事長。

 敷金、保証金、保証人は不要。賃料は1階が4万2000円、2階は4万3000円で共益費は2万円。無職の場合、入居期間1カ月を就職活動期間として賃料無料とし、運営スタッフが履歴書の書き方や相談、区内企業の求人も紹介する。

 子育て支援では、大阪市のファミリーサポート資格を持つハウス責任者の北宣英さんが、子どもの一時預かりや送迎をサポート。宣英さんは「おばあちゃんの立ち位置で、入居者に心の安らぎをケアしたい」と話し、子育て関連の各種制度や地域情報のほか、生活面を合わせて相談に乗る体制だ。月4度の夕食会など、入居者同士の程よい距離を保ちつつ、交流イベントを企画している。

 「こうのとりのゆりかごin関西」とも連携しており、妊娠期の女性も受け入れる。また、入居に所得や年齢制限はないが、子どもの中学入学に合わせて施設の卒業≠ニなる。

 北理事長は「母が変われば子も変わる。心のケアも含めて、人間的に成長する場になってほしい。ハウスを卒業した後に同窓会もできるような場所になれば」と話す。

 シェアハウスでは入居相談、内覧を受け付けている。問い合わせは電話06(6713)2610、NPO法人ライフデザイン。


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