2017/5/13

「創造・交流」 成果着々と 

産業創出へ成果着々ナレッジキャピタル開業4周年

 大阪市北区の大型複合施設グランフロント大阪内の「ナレッジキャピタル」が4月末で、開業4周年を迎えた。知的創造・交流の場として大学、企業、市民などが集い、最新の技術に触れることができる。産業創出へさまざまな共同開発や事業が進捗(しんちょく)している。


▲ナレッジキャピタル内に新設された「OMOSIROI―場」

関西に根付く産業創出へ

 4月20日にあった開業4周年の成果発表会。ナレッジキャピタルの宮原秀夫代表理事は「海外から注目され、大阪の飛躍のためにも都市の格を挙げる一翼を担えればと運営している」と語った。

 ナレッジ─は同名の一般社団法人と株式会社KMOが運営。2013年4月、民間12社により開業したグランフロント大阪の中核施設で、イノベーション創出をワンストップで実現するための各施設に企業、機関、団体が参画している。

 これまでの活動成果では、大学、企業、研究機関などの総参画者数は147、海外から53カ国251団体が視察・来訪。会員制サロン「ナレッジサロン」を約60万人が利用し、企業の開発品や大学の研究成果を一般向けに展示・発表する場「ザ・ラボ」を約352万人、体験型の「フューチャーライフショールーム」を約1880万人が訪れた。

 会員同士をつなぐ専門スタッフ「コミュニケーター」を配置しているのも特徴。オピニオンリーダーが語り合う「こたつ会議」、各界第一人者による研究活動のカフェ講座「超学校」などのイベントが人気を集めている。

 ナレッジ─から生まれた成果としては、京都大発の電気自動車製造のベンチャー企業、小学校図書の受け付けで活用される人工無脳ロボット「雪丸」などが挙げられる。

 事業化への仲間を見つけるコーディネーションデスクの「OMOSIROI(おもしろい)─場」や、そのプロジェクトの推進の場として会議や製品の原型の検証ができる「ワークプレイス」を今年新たに開設し、製品開発のスピード化を図る。

 野村卓也総合プロデューサーは「場の提供から主体的に入り込んで結合させていきたい」とし、「関西の資源に根付いた新しい産業をつくりたい」と思い描く。


今週号

PCでも紙面が
そのまま
閲覧可能です。
【京阪版】
【市内北東部版】

スマートフォン用
【京阪版】
【市内北東部版】

畑山博史のわかるニュース

おやこ新聞

読者プレゼント

中学入試問題

読者アンケート集計結果

間違い探し

情報提供フォーム

鳥取発!紙上ショッピング

都島ドット・コム

ニーズサービス