2016/2/13

ディープな大阪♀ャ能 

モノポリーに「環状線版」誕生


▲大阪環状線版モノポリーを説明する植田さん。「ディープな大阪を楽しんで」と呼び掛けている =大阪市浪速区の大阪府立大Isiteなんば

 世界的に人気のあるボードゲーム「モノポリー」に、「大阪環状線版」が誕生し、話題となっている。2008年発売の大阪版に続き大阪では第2弾のご当地版モノポリー。新世界や天神祭など大阪を象徴する場所や催事のほか、外観に特徴がある公衆浴場など知る人ぞ知る<Xポットも升目に採用した。従来の愛好家に加え、鉄道ファンへの売れ行きも好調で、ブームとなる可能性がある。

 1935年に米国で発売されたモノポリーは、サイコロを振り、こまを進めて土地や建物を売買し、資産を増やしていくゲーム。日本では、秋田、大阪、横浜などのご当地版が発売されてきた。

 大阪環状線版は、日本モノポリー協会(糸井重里会長)がJR西日本の要請を受け、1年半かけて開発。 モノポリー国内発売元のタカラトミーが5千個限定で製造した。JR西は、大阪環状線版モノポリーに登場する観光資源などを印刷したラッピング列車を走らせるなど、コラボ企画も進行させている。

 大阪版に続き、大阪環状線版も監修したのは、日本モノポリー協会地方振興 担当理事、植田幹浩さん(48)=大阪市在住=。大阪版では、大阪府全域を舞台に大阪城や通天閣など有名なスポットを多く採用しているが、今回は大阪環状線周辺にエリアを絞り、よりディープな大阪≠フ魅力を掘り起こした。

 大阪環状線の全19駅が登場。日本一の高さを誇るビル「あべのハルカス」やグランフロント大阪の中核施設「ナレッジキャピタル」など、大阪版の発売時にはなかった施設も取り入れている。

 寺田町駅の升目にある、「入浴」と「ニューヨーク」をかけて建物の外観に自由の女神像としゃちほこを取りつけた公衆浴場「源ケ橋温泉浴場」など、マニアックな施設も。植田さんは「戦時中でも自由の女神像がアメリカのものだとあまり知られておらず、撤去されなかった逸話が残っている」と語る。

 ゲームで使うカードは、JR西のIC乗車券「ICOCA(イコカ)」のデザイン。カードの裏面では「ビエラ玉造にいきまひょ」などと大阪弁を使い、紙幣の単位は、大阪の商売人のジョーク「ほな、お釣りは百万円な」にちなみ、「萬円」としている。

 植田さんは、大阪版での経験から「アニメの『聖地 巡礼』のように、ゲームに取り入れることで集客効果が望める」と話しており、地元以外で知られていない大阪の魅力を、より多くの人に知ってもらいたいとの思いをゲームに込めている。

 大阪環状線版は、同線各駅のコンビニや土産店、東急ハンズ梅田店(大阪市北区)などで販売されている。


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