2009/9/5
Interview ワールドユーアカデミー代表 仲村恵子さん
「心の解決」「コミュニケーションのトレーニング」「人生の理念」の3つが大切

▲ 「ワールドユーのトレーニングを受講して、本当に人生が変わった」と 言う経営者の皆さまからのお声が何よりの喜びですと話す仲村さん
年間3万人もの自殺者がいる日本。先進国の中で欧米と比べ「心の問題」、「コミュニケーション」への取り組み、教育が遅れていると指摘されて久しい。現在、心理学と言語学から派生したNLP(神経言語プログラミング)をはじめ、「COREコーチング」や「COREトレーニング」など独自のプログラムでコミュニケーションスキル・人間力の向上・学習する組織づくりに多くの企業・経営者層から高い評価を得るワールドユーアカデミー代表の仲村恵子さんにその取り組みについて語っていただいた。
個人における人間力の向上で、幸せな成功者≠ノ
−まずNLP導入のきっかけは?
アパレル関係の会社を経営していた。離婚を経験し一時、心が折れた。その時、知人からNLPの存在を知った。元々、生きている限り、社会に役立つ仕事がしたいと思っていた。ただ、私の感覚ではコミュニケーションは学ぶもの とは思っていなかった。最後は話せば分かると思っていた。小学校でも中学校、高校、大学でもコミュニケーションを教えてくれるところはなかった。でもよくよく考えると、コミュニケーションというのが一番やっかいなんですね。「何で自分の気持ちが伝わらないの」。それが近ければ近いほど、 肉親であったり、会社の上司、同僚であったりと。遠くのお客さんだと仲良くできるのだけれでも、近ければ近いほどコミュニケーションがとりずらい。永遠に死ぬまで一生お付き合いしなければならない。それが自分自身とのコミュニケーションなんですね。
−自分の心が折れた時、自分は失敗したと思い込んだ?
ラベル化してしまった。ある出来事をそのように意味付けしてしまった時、未来は真っ暗にみえた。生きていく自信がないかのように思い込んでしまった。自分に2人の人間がいるかのようでした。以前の私は前向き、元気、明るい、一生懸命で乗り越えられない壁はないと思っていました。ある出来事があって自分の心を意義付けた時、「自信がない」「何もしたくない」「動けない」。人間が違うことを同時的に体験できたということで、今に思えばいい体験でしたね。
−その体験からコミュニケーションに興味をもったと。ただ、自分がトレーナーになるとは思っていなかった?
そうなんです。トレーナーになろうとか組織開発プログラムの研究をしようとか、そんな想いはまったくなく、ただ自分を、そして人間の思考の仕組みを知りたかったんですね。 そこから心理学や言語学などさまざまな世界の先生方の門をたたいて学ぶ日々がスタートしたんです。まったく180度違う人生ですね。「へ〜そうやったんや」「だから気持ちが伝わらなかったんや」と言う驚きの連続でした。今までのミスコミュニケーションの一つ一つが鮮やかに解明されて いく、まさに目からうろこという言葉はこのためにあるのかと。人には優位感覚やそれぞれの言語パターンがある。だから言語を変える必要があるとか。そして人はそれぞれの体験を通して、自分の中に現実に反応するための独自のプログラム(内的地図)を作っているんです。衝撃的だったのは、人は現実ではなく、この自分自身が作った内的なプログラム(地図)に反応しているということです。この概念が心底ふに落ちたときに、世界は本当に変わりました。
−現在提供されている「COREトレーニング」とは?
私が役割としてできることは三つだけ。一つ目は心の解決。いわゆるステートコントロール。「自分の感情に関しては自己責任ではないですか」といつも言っています。たとえば、ある経営者が部下を育成するが「なかなか育たない」と嘆くとすると、私は「悩んでいる人は誰ですか」と聞きます。結局、悩んでいるのは自分なんですね。だから自分自信の心の解決が大切なんです。何もない状態で一日が素晴らしい状態でスタートしたらいいわけですね。その状態管理する方法があるのだったらいかがですかと。心の解決なんです。脳の中の思い込み、マップを変える。思い込みの配線を変える。トレーニングを受けて心がすっきりする。それが心の解決なんです。
二つ目は、コミュニケーションはトレーニングです。言葉の表現方法、信頼関係の仕方は練習するしかないんです。今、人と上手くコミニュニケーションできていなかったら、それは当たり前なんです。やり方を知らないわけですから。「相手の心がわからない」と いう経営者の方がいらっしゃいます。人の事はよく見えるし、感じるけれども、本音の部分が分からない。COREトレーニングでは自分と相手のお互いが合意できるコミュニケーション法が鍛えられます。
三つ目は自分の生きる方向性を知ることです。会社、家族、自分の人生を包含して、自分は何のために生き、死ぬのか。自分自身の「人生理念」を自分自身の心から深く聞いて、それを掲げる。その三つがCOREトレーニングの中のテーマなんですね。心の解決、コミュニケーションのトレーニング、そして人生理念。天命を知るということですね。個人における人間力の向上ということを意義付けているわけです。
−何のための人生かを追求していたわけですね。
何のために生きるのか。何のために人生なのか。アパレルの経営者をしていたとき、自分が何をしたいのか、よく分からなかった。経営者の方にもよく「あなた自身の人生理念は何ですか」と聞きます。そして、人生理念を明確にできたときに未来が明るくなる感じがしましたね。自分の心の中で「よし!」、このために生きるんだと、熱いエネルギーが沸き、方向性が見つかったときに迷子にならなくなりました。そうすると生きていくのが楽になりました。方向性だからそれがかなうか、かなわないか分からないけれでも、そのために生きていくと意義付けすると一貫性が保たれるんです。これが弊社が提供するCOREトレーニングの重要な要素です。自分が人生において手に入れた、探して求めていたのが、「心の解決」「コミュニケーションのやり方」「自分の生き方」のこの三つだったんです。結局、コミュニケーションを通じて、よりよく生きる方法を常に学び続けることが大切なんだと思います。
PROFILE
仲村恵子さん
内閣府認可NPO法人、日本研修政策科学研究機構副理事長。インターナショナルNLPのトレーニングを受け、ワールドユートレーナーとして活躍中。ワールドユーでは受講生から恵子さん≠フ愛称で親しまれる。趣味はガーデニング。
取材協力 (株)World U Academy
大阪市中央区博労町3丁目1−3タイガービル7F
TEL:06(6121)5512 FAX:06(6121)5513
http://www.worldunlp.com/
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