2009/4/25
良質住宅研究所が「家づくり講座」
ニーズに応じた業者選びを
街角建築家 斎藤さんが呼びかけ

▲斎藤さんのアドバイスに熱心に耳を傾ける参加者
一級建築士事務所「良質住宅研究所」所長、斉藤敏輝さんは4月18日、北区天神橋6の市立住まい情報センターで家づくり講座を開いた。「こんな時こそ知っておきたい賢い家づくり」をテーマに、一戸建て住宅の建築やリフォームを考えている人たちが参加し、賢い家づくりを学んだ。
斉藤さんは1991年、日本で初めて狭小間口(3・64m)の住宅展示場を大阪で設計。以来、狭小敷地や変形敷地が得意な街角建築家≠ニして有名だ。
斎藤さんは「本当に良い家とは設計、施工が良く、使われている品質が良い家で値段も適正」との見解を示した。そして、依頼先選びとして「ローコスト優先なのか」「プランにこだわるのか」「無添加にこだわるのか」「プラン・デザイン・材質とローコストにこだわるのか」など具体的な家づくりのニーズ区分を紹介。

▲「ニーズに応じた業者選びが大切」 と話す斎藤さん
さらに、住宅コストが高いか安いかの判断基準には「仕様、設備機器、構造材など事前に自分で確かめられるコストと、プラン、外観、施行内容と施工の腕など確かめられないコストがある」と解説した上で、住宅コストの対比数値を建築材工費などの直接原価と営業人件費などの間接原価を示した。実際に良質住宅研究所で請け負った個人住宅 で他社との相見積もりの対比試算表を紹介し、「ニーズに応じた業者選びが大切」などとアドバイス。
斎藤さんは、日本の住宅の平均寿命は「税法上の建物の耐用年数が基準になっているため国際比較して短い」と指摘した上で、既存建物をリフォームした方が良いか、建て替えする方が良いかは「既存建物の耐久性・耐震性のチェック」「将来にわたる生活を考えた時に既存建物をリフォームして対応できるか」「敷地利用を考えた場合、建て替え案とリフォーム案のどちらが有利か」などから検討することを求めた。
また、今年10月から売主、請負人が倒産などで補修などができなくなった場合、保険金の支払いまたは、保証金の還付で必要な費用が支払われる「住宅瑕疵(かし)担保履行法」が施行されることを紹介した。
《取材協力》(株)良質住宅研究所
大阪市北区西天満5−8−15、八千代ビル別館2F
問い合わせは電話06−6361−3941
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