2008/2/16
京橋の逆襲vol.2
探ってみると面白い リブ・ストリート(京橋中央商店街)
ネット販売にも力。防護服を売る店も?

▲普段は地元客ばかりの通りだが、夜店が開かれる毎年8月の第1月曜日は、通りの光景は一変する。金魚すくいやビンゴ大会などが開かれ、歩けなくなるほどの人通りでにぎわう
新京橋商店街をさらに奥へ進むと行き着く京橋中央商店街。「生き生きとした商店街」を目標に掲げるこの通りは通称リブ・ストリートとも呼ばれている。地元客と店員との親しみのある会話が響く街だ。
同商店街振興組合で副理事長を務める土蔵康司さんは「こだわりを持って商売している店が多く、探ってみると面白い」と商店街の魅力を伝える。
自身も衣料品店「TOKURA」を経営。数年前からはインターネットを使った通信販売にも力を入れている。「普通の衣料を販売しても注目度は上がらない。何か注目されることはないか」と取り組んだのは防護服の通信販売だった。化学薬品やウイルスから身を守る防護服を売り出し、思いのほか大好評。メディアにも取り上げられた。
購入者は企業などが主だが、客によってはバンドのステージ衣装にするなど使用方法も多彩だ。安いものでは約800円からあるが、7層のフイルムで防護性能を高めた5000円の服も取り扱っている。「これはさすがに売れたことがない」と土蔵さんも苦笑い。

▲衣料品店TOKURAでは防護服も販売。さまざまな利用方法で人気を博している
土蔵さんに触発され、商店街にある靴屋もインターネットで「長靴ドットコム」という販売サイトを立ち上げた。通常の長靴販売のほか、珍しい商品も販売。米AMゼネラルやGMが生産する自動車・ハマーの長靴を売り出したところ、和歌山県からハマーで乗りつけて来た客もいたという。
このほか、商店街や周辺には「辛いがうまい」と好評の韓国料理店(店名はソウルだが、店主の出身はプサンらしい)や「あまから手帳」にも取り上げられたすし屋など魅力ある店がいっぱいだ。
他地域に比べ、府内では立ち上げが早かった同商店街のホームページ。昨年10月には動きのあるトップページに装いを新たにし、商店街店主のブログコーナーも始めた。競馬好きの店主の勝ち馬予想コーナーも登場するなど閲覧者への話題を提供している。
「今はインターネットなどを使って、だれもが情報を発信できる時代。うまく活用しながら商売をやっていかなければいけない。商店街の会員にも指導しながら、生き生きとにぎわいのある商店街にしていきたい」と意気込んでいる。
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