週刊大阪日日新聞

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城親葬儀社

【実録】本紙記者が選んだ一日葬 葬儀会館で「ハッピーバースデー」!?

 私事で恐縮だが、昨年末に90歳の祖母が亡くなった。祖母はかねてより「葬儀には絶対お金を使うな。誰も呼ばなくていい。お金は子や孫のために使いなさい」と口を酸っぱくして言っていた。その言葉に従い、私がまず調べたのがCMでおなじみの「小さなお葬式」だ。
 小さなお葬式のHPを見ると、式をせず火葬のみを執り行う「小さな火葬式」が15万9000円(税抜)とある。実は、小さなお葬式は葬儀会社ではない。インターネットを使った「葬儀ブローカー会社」だ。全国津々浦々の葬儀会社と提携し、不透明だった葬儀の価格を均一化。個人的にも時代に合った素晴らしいサービスだと思う。しかし、葬儀ブローカー会社のマージン(手数料)を考慮すると、小さなお葬式に加盟している葬儀社に直接依頼した方が安くなるのではないかと私は考えた。
 そこで思い出したのが、弊紙によく広告を出してもらっていた「城親葬儀社」だ。HPには、火葬式で8万円(税別)、最低限の祭壇がついて小さなホールでお別れができる「一日葬」でも15万円(税別)とある。祖母の希望では「直葬」だったが、「最低限のお別れの時間を取らないと、あとあと自分たちが後悔するのでは」との思いもあり、城親さんの「一日葬」に決めた。
 これが結果的に本当に良い選択だった。火葬までの3日間、ホールは自分たち家族だけの貸切状態。最初の2日は家族全員普段着で、祖母が好きだったピアノのCDを流しながら、子どもたちは走り回り、みんなでトランプやかるたで遊んだ。2日目は奥さんの誕生日だったので、近くの洋菓子店でホールケーキを購入し、祖母の前で「ハッピーバースデー」を歌い、みんなでお祝いをした。終始、自宅でくつろいでいるような感覚だった。
 葬儀が終わったあと、同社の高田社長に「何でこんなに安くできるんですか?」と聞いてみた。「そりゃあウチは家族でやってますさかい。人を雇ったらこんな価格ではできまへんで」。人の良さがにじみ出ていた。

住所・連絡先


鶴見区緑3-13-2
駐車場50台完備・宿泊可能
【地図】
電話0120-921-442


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