2020/8/20
消防局が住民4人に感謝状
火災鎮火に貢献、水難事故で人命救助

▲感謝状を手に笑顔の(左から)近藤さん、飛石さん、河田さん、定井さん
東広島市消防局は7月31日、民家火災の早期鎮火に貢献した高屋町の河田京子さん(64)、定井昌範さん(76)、飛石剛之さん(76)の3人と、水難事故で人命救助を行った黒瀬町の近藤則之さん(75)に石丸泰三局長が感謝状を贈呈した。
民家火災は5月13日10時52分頃、同市高屋町で発生。敷地内の草焼きの火が民家に燃え移った。通りかかった河田さんは「火が見えたので驚いた。近くにいた人に声を掛けバケツリレーをして消火した」と緊迫した中での初期消火の様子を話した。石丸局長は「住民への延焼拡大も考えられたが、被害を最小限に抑えることができた」と感謝した。
水難事故は7月3日9時54分頃、黒瀬町兼沢の黒瀬川で発生。通り掛かった近藤さんは、胸まで水に浸かり助けを求めている女性を発見。警察に通報後、川の中に入り対岸付近の水の中にいた50代の女性を救助した。石丸局長は「迅速かつ的確な対応により尊い命を救うことができた」と感謝。近藤さんは「夢中で川に入った。助かって良かった」と話していた。
市内の火災件数は、7月31日現在81件。市消防局は、身近な火災予防法として隣近所の協力体制づくりや、住宅用火災警報機・消火器の設置などを呼び掛けている。
同局防災センターでは、119通報、初期消火、地震体験コーナーなど、各種災害の模擬体験を通じて、防火・防災に関する知識や災害時の行動を学ぶことができる。
(山北)
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