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2020/3/26

1年間かけマシンを設計・製作 
毎年「全日本学生フォーミュラ大会」に参戦

広島大学学生フォーミュラ Phoenix Recing(フェニックス・レーシング)

広島大学学生フォーミュラ フェニックス・レーシング
▲昨年の全日本学生フォーミュラ大会で。後列右から2人目が脇本さん、右から3人目が綾木さん。左上円内は大村さん

 広島大の工学部が支援する「広島大学学生フォーミュラ」。チーム名の「Phoenix Recing(フェニックス・レーシング)」は、大学のシンボルである「不死鳥」(フェニックス)に由来し、困難に直面しても乗り越えていくという思いで名付けた。毎年、車両とドライバーがむき出しになったレーシングカーで競う「全日本学生フォーミュラ大会」への参戦を目標に活動に取り組んでいる。

 結成は2008年。工学部の西田恵哉教授が呼び掛け、ものづくりに興味があったり、車が好きだったりした学生10人が集まり活動を開始した。現在の部員は工学部の1年生3人と3年生1人の計4人。それにOB2人と西田教授たち工学部4人の教官が指導やアドバイザーで加わりチームを編成している。

マシンの製作に取り組む学生たち2

マシンの製作に取り組む学生たち2
▲マシンの製作に取り組む学生たち。(写真上、下とも)

 チームの理念は、実践的な「ものづくりの総合力の育成」。大学の座学では身に付けることができない、ものづくりの技術や知識を習得しながら、渉外力やマネジメント能力も培っていく。同大会への参戦に不可欠な要素だからだ。この理念を胸に刻みながら、学生たちは1年間をかけてマシンを作り上げ、同大会に参戦している。

 大会はブレーキやチルトテーブルなどの性能を見る技術車検と、車両のデザインやコストなどを見る静的競技、車両のタイムや燃費などを競う動的競技に分かれる。静的・動的競技の合計で競うが、車検をパスしないと動的競技に進めないルールだ。広島大は、09年の第7回大会に初参加。以後、15回大会を除き参加を続けている。第10回大会(12年)の12位が最高成績だ。

 現チームは昨年秋からマシンの設計・製作に取り掛かった。合わせて、県内外の企業を回り、フォーミュラ活動のための資金援助や部品提供などを呼び掛けてきた。4月からは大学構内の駐車場を使って走行練習を開始。問題点の修正などを行いながら、8月に静岡県である大会に備える。

 昨年は車検のブレーキテストを通過することができなかっただけに、今年は車検をパスして動的競技に出場することが、最低限の目標だ。「目標達成のためには一にも二にも部員数を増やすこと。部員が少ないとマシンの製作で手一杯になり、他の作業が手薄になる」と話すリーダーの脇本和樹さんの言葉が他の部員に金地を代弁する。

 「自ら課題を発見し、解決していく面白さが、学生フォーミュラの醍醐味(だいごみ)」と渉外担当の綾木和真さん。広報担当の大村晃弘さんは「自分たちが作ったマシンが走るようなったときの喜びはひとしお」と目を細める。

 三人とも活動の魅力に触れながら、ものづくりの感動を分かち合う、新しい仲間の加入を心待ちにしている。

(日川)


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