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2020/3/19

中栄グループ FSUN((国連支援交流協会))パートナー企業に 

外国人教育柱 SDGs達成に向け事業推進


▲SDGsの活動に取り組む中栄グループスタッフ(前列右から2人目が村瀬代表)

 外国人技能実習生向けの語学教育や通訳・翻訳業など幅広い事業を展開する中栄グループ(本社・東広島市西条町寺家、村瀬施蓉代表)。昨年、国連の活動を支援するFSUN(国連支援交流協会)の広島中央支部を立ち上げ、同協会のパートナー企業になった。国連の定めた「SDGs(エスディージーズ)」(持続可能な開発目標)と方向・目標を合わせながら会社経営を進めていく。(日川)

出発点は「困っている人を助けたい」


▲SDGsの活動について話し合うチームメンバー

 中栄グループでは、2005年にグループ会社の一つとしてヒロシマ・ランゲージ・アカデミー(HLA)を設立した。本社ビル3階で、日本語教師資格を持つスタッフが外国人技能実習生に、日本で生活をするために必要な日本語や、日本での生活マナーなどを指導している。

 現在、一般コース(176時間)と介護コース(1・2カ月)を設けているほか、日本語能力検定対策講座や会話・運用力アップ講座なども開設。短い講習期間で、より実践的な日本語を習得してもらいながら、日本の生活習慣も身に付けられるようなカリキュラムを組んでいる。

 また、昨年4月には西条中央にHLA日本語学校の開校を支援した。日本の大学や専門学校への進学を目指すネパールやベトナムなど東南アジアを中心に世界各国からの学生の進学を支援、高い日本語能力を身に付けた学生を育成している。1年半コースと2年コースを設けている。

 中栄グループがFSUNの存在を知ったのは昨年。グループの更なる事業拡大を模索しているときだった。SDGsへの認識を深め、グループの事業を見直す機会を得たという。


▲ヒロシマ・ランゲージ・アカデミーの授業風景。講師は三島佳代子さん

 SDGsは2015年から2030年までの長期的な開発の指針を定めた国際社会共通の目標。誰一人取り残さないことを目指し、先進国と途上国が一丸となって達成すべき、「17の目標」(別掲参照)と「169の具体目標」で構成されている。

 HLAの取り組みは、17の目標のなかの4番目の「質の高い教育をみんなに」に該当し、具体目標では「全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育や高等教育への平等なアクセスを得られるようにする」などに当てはまると認識した。

 さらに8番目の「働きがいも経済成長も」では、具体目標の「就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす」などに当たると分析。村瀬代表は「外国人教育というHLAの事業は、SDGsの目指すゴールに当てはまりやすかった」と話す。

 中栄グループでは、教育分野の事業の他に、旅行業や美容院・ベーカリー運営など幅広い事業を展開する。村瀬代表は、それらの事業も、美容院なら14番目に掲げる「海の豊かさを守ろう」、ベーカリーなら12番目の「つくる責任、つかう責任」の「食品ロス解消」などで事業目標が立てられる、という。

 村瀬代表は中国出身。1990年に来日し、日常生活で困っている外国人を目の当たりにするようになり一念発起。99年、中栄を立ち上げ、日本語語学教室の運営で会社のスタートを切った。

 「困っている人たちを助けたいという思いは、これからも変わらない。SDGsでは単年度ごとの計画と、2030年までの長期の達成目標や方向を立てて取り組んでいく。すべての従業員からアイデアを募り、SDGsの17の目標に沿ったアクションプランを組み立てていきたい」。村瀬代表の強い思いだ。

SDGs17の目標


沿革

1999年 拠栄を設立
2001年 中栄国際旅行を開設
2005年 潟qロシマ・ランゲージ・アカデミーを設立
2006年 樺栄に商号変更
2007年 中栄国際旅行から中栄トラベルに変更
2013年 中国でベーカリーのFC事業スタート
2016年 ベーカリー製造販売の涯MEを設立
2017年 美容室経営を開始
2018年 KCCグローバル鰍設立
2019年 HLA日本語学校を開校支援
2019年 本社を西条町寺家に移転


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