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2019/12/5

14物件が登録有形文化財に 

西条酒造協会 加盟8蔵全て登録


▲金光酒造離れ

 東広島市黒瀬町の金光酒造の8件と、同市安芸津町の榊山八幡神社の6件の計14件が、国の登録有形文化財(建造物)に登録されることになった。市教委では「貴重な建物の登録が市民の関心を高めるきっかけになれば」と話している。

 金光酒造は1880(明治13)年の創業で市中心部から南西12キロに位置する。 8件は離れや瓶詰所、包装所、煙突など。離れは大正後期の建物で、主屋の南側に渡り廊下を介して建ち、磨き丸太の縁桁(えんげた)など数寄屋造りを取り入れている。

 大正前期建築の瓶詰所と、明治前期建築の包装所は醸造施設の一部を構成する建物で、規模を拡大していった様子がうかがえる。昭和前期建築の煙突はイギリス積みのれんが造りで高さ12m、地域のシンボルにもなっている。


▲榊山八幡神社本殿

 榊山八幡神社は、瀬戸内海を臨む丘の上にあり、1907(明治40)年建築の本殿や、1929(昭和4)年頃建築の松尾神社本殿、1782(天明2)年頃の建築とされる随神門など6件が登録された。本殿は境内の奥に南面して建つ重厚な造り。松尾神社本殿は松尾大社から勧請(かんじょう)したもので、安芸津の酒造業繁栄の歴史を物語る社殿だ。随神門は東広島では少ない境内唯一の近世建築だ。

 今回、金光酒造の登録で、西条酒造協会に加盟する8蔵全ての物件が有 形文化財として登録されることになった。一方で、市内には同協会に加盟していない安芸津町の2蔵もあり、市教委では市内の酒蔵全てを有形文化財として登録できるよう準備を進めている。

(日川)

【メモ】登録有形文化財(建造物)

 1996年に登録制度が始まった。主に明治以降に建造(江戸時代も含む)され、50年以上を経過した建造物で、「歴史的景観に寄与している」などの基準を満たした物件が対象。東広島の登録件数は今回分を含め99件となり、県内自治体では最多となった。


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