2019/9/5
くららの大ホール裏側を見学
親子連れら45人

▲照明など機材の説明を受ける参加者
東広島市西条栄町の東広島芸術文化ホールくららは8月25日、普段は見ることができない大ホールの裏側を見学する「バックステージツアー」を開いた。2016年から毎年開催していて4回目。市内から20組45人の親子連れらが参加し、オーケストラピットや奈落を見学した後、照明や音響機材などの操作も体験した。
参加者は、くららの事業を担当する大倉一夫さんの案内で、上下に可動するオーケストラピットに乗りながら舞台下の奈落へと移動。その後、搬入口のトラックヤードや環境設備の整ったピアノ庫、シャワー室が備わった楽屋などを見て回った。次に舞台袖にある階段を上がって、高さ約26mにあるピンスポット室で、舞台上に立つ人にピンスポットライトを当てる仕事に挑戦した。音響調整室や調光室では、担当のスタッフが「プロの仕事」を紹介。参加者はスタッフに教えてもらいながら、赤・黄・青・緑の4色の光を混ぜ合わせて色を作り出す体験をした。
西条小6年の赤神綾音さんは「酒まつりの時に西条小6年生がオペラを演じるので、一度バックステージを見て回りたいと思って参加した。たくさんの人が舞台裏で活躍していることを初めて知った」と笑顔。
森本浩司館長は「初めて大ホールの舞台裏を見た時の感激は今でも忘れられない。その感激を多くの人に体感してもらって、くららの良さを伝えてもらえたら」と話していた。
(茨木)
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