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2019/8/29

広島大学 輝く学生 広島大体育会女子剣道部

西日本学生で初の準優勝 ベスト4の壁越え快挙


▲西日本女子学生剣道大会で準優勝を飾った体育会女子剣道部のメンバー(前列)

下宮 朋華(4年・教育学部)、塚元さやか(4年・教育学部)
安方菜々美(4年・教育学部)、糸原 裕佳(4年・教育学部)
樽本 有貴(3年・教育学部)、忠政 実来(3年・教育学部)
椎井えりか(2年・教育学部)


▲「西日本で準優勝したことはみんなの自信になった」と話す下宮主将

 快挙を成し遂げた。今年5月の第34回西日本女子学生剣道大会の団体戦で、初の準優勝に輝いた。しかも関西や九州地区の強豪が集まる同大会で、中四国の大学が決勝に進出したのは広島大が初めて。選手たちは「部の歴史に新しい1ページを刻むことができてうれしい」と目を細めながら、新たな目標に向かい稽古に励んでいる。

 西日本大会には88大学が出場。広島大は中部大、武庫川女子大、朝日大を下した後、準々決勝で昨年準優勝の立命館大と対戦。2−0で勝つと、準決勝ではおととし準優勝の福岡大に2−1のきん差で勝利を収めた。決勝では、同大会で19回の優勝経験を持つ優勝候補筆頭の鹿屋体育大と対戦。強豪を連破した勢いをぶつけたが0−4で敗れ、惜しくも頂点に立つことはできなかった。

 とはいえ、堂々の準優勝。広島大は、同大会で過去4回ほど3位に入賞。ただ、決勝進出は逃し続けていただけに、選手たちは、一つの壁を超えることができたことを素直に喜ぶ。東広島市出身の下宮朋華主将(教育学部4年)は、「皆で『いける、いける』と声を掛け合いながら、リラックスして大会に臨めたことが準優勝の要因」と話す。

 部員数は1年生1人、2年生5人、3年生5人、4年生6人の17人。中高校時代に全国のひのき舞台で戦った選手も多く、まさに少数精鋭だ。稽古は日曜を除いて毎日2時間。4年生が稽古のメニューを決め、それぞれが課題を明確に持って稽古に取り組む。個々の課題は部員全員で共有。互いにサポートをし合いながら、自主性を持って稽古をするのが広島大流だ。

 稽古で大切にしているのは、集中力とメンタル面、という。剣道は一瞬の隙で勝負が決まり、気持ちが勝敗に大きく影響するからだ。下宮主将は「剣道は、一瞬たりとも気が抜けないし、力的には上の相手であっても、気持ちの持ちようで勝つことができる。そこが剣道の魅力であり、難しいところ」と言い切る。

 次の大きな目標は、今年11月に愛知県である全日本学生剣道選手権(団体)だ。9月の中四国予選で優勝し、弾みを付けて全国に挑む青写真を描く。広島大は2年前の全国でベスト8に進出したが、そのときの主力は現在の3、4年生。当然、選手たちにはベスト8の壁を越えたい思いは強い。「西日本の準優勝はみんなの自信になっている。攻める姿勢を忘れないで戦っていく。チーム全員がうれし涙を流して、笑顔で終わることができるよう頑張りたい」と下宮主将。もちろん部員の一致した思いだ。


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