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2019/8/29

東広島市 広島大への交通手段確保へ 

カーシェア活用し社会実験


▲東広島駅に配備されているカーシェア用の自動車

▲カーシェア用の自動車の看板

 東広島市は8月から自動車を共同で利用し、必要なときに自動車を借りることができるカーシェアリング(以下カーシェア)を活用した社会実験を始めた。カーシェアの自動車を使って広島空港やJR西条駅、山陽新幹線東広島駅から広島大東広島キャンパスに行けば、利用者に特典を付与する、というもの。

 カーシェア事業を展開するタイムズ24(本社・東京都)が協力。同社が広島空港に5台、西条駅に6台、東広島駅に3台配備している自動車を活用する。利用者は会員登録をした上で、東広島キャンパスに30分以上駐車した場合、どこのカーシェアでも60分間無料で使える電子クーポンがもらえる(ドライブチェックイン)。期間は1年間。無料分の費用は市が予算を組み負担する。

 広島空港と同キャンパスを結ぶ直行便のバスはなく、空港から同キャンパスに向かう場合は、リムジンバスなどを利用し西条駅で乗り換えなければならない。また、東広島駅と同キャンパスを結ぶ路線バスは1日4往復のみだ。本紙7月4日号でも報じたように、県内外から大学を訪れる人たちの交通手段確保は市の長年の課題になっている。

 こうしたことから、市では同キャンパスへのアクセスの向上を狙った社会実験を計画。市政策企画部では「1年間かけて、カーシェアの移動ニーズを把握、必要性を見極めたい。カーシェアの活用が学生や教職員の間にも広がり、マイカー利用を抑制するきっかけになれば」と話している。

 市では、今回のカーシェアの活用の他に、今後、自動運転を活用した実証実験や、交通結節点の整備も計画。同キャンパスへの交通課題を多角的に検討していく。

(日川)


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