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2019/7/25

防災用の井戸開設 東広島市と災害時協定

呉信金安芸津支店

 呉信用金庫(呉市)は、昨年の西日本豪雨で旧支店内に土砂が流入して、約1週間の休業に追い込まれた安芸津支店(安芸津町三津)の新店舗に、防災用の井戸を設置した。「より多くの地域の皆さんに利用してもらえるように」と7月2日、東広島市と「災害時協力井戸に関する協定」を結んだ。市と民間事業者が防災用の井戸に関する災害時協定を結ぶのは初めて。

 同支店は、西日本豪雨災害後に断水が続き生活用水の確保に苦労したことから、昨年9月に新築移転した店舗駐車場内に、約60mの深さから地下水をくみ上げる井戸を、約260万円をかけて整備した。停電時でも使えるように、と手動式ポンプを採用した。今後は、災害時協力井戸であることを周知してもらうための表示板を掲示し、災害に伴う断水時に、トイレや洗濯などの生活用水として地域住民に提供していく。

 市役所であった締結式には同信金の向井淳滋理事長が出席し、協定書に署名した。向井理事長は「交通インフラが遮断されても水を提供できる。地域と共に生きる金融機関として、地域に貢献していきたい」、高垣広徳市長は「ライフラインの確保のために井戸を確保することは大変重要なテーマ。市内にどのくらいの井戸があるかなど、今後調査を進めていきたい」と話していた。

(茨木)


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