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2019/7/18

サイクルロードレースがなぜ東広島で開かれたのか。
きっかけは東広島市の伝説的レーサー


▲6月1日に西条HAKUWAホテルで行われた東広島サイクルロードレースの記者会見。「地域に根付いて貢献できる大会を目指す」と話る片山右京さん(中央)

 東広島市の広島大学周辺で7月6日、第1回東広島サイクルロードレース(同レース実行委員会、全日本実業団自転車競技連盟〈JBCF〉共催、西本博之実行委員長)が開かれた。プロや実業団の自転車レーサー約350人が参加し、大勢の観客が迫力ある走りを間近で観戦した。この地での開催を望んだのは、元FIレーサーで、JBCF理事長の片山右京さんだった。


▲東広島市出身のレーサー、高橋徹さん。レース中の事故で、23歳で亡くなった(高橋邦雄さん提供)

 片山さんと東広島市を結ぶ人物が、片山さんが尊敬する伝説的レーサー′フ高橋徹さん。

 高橋徹さんは東広島市出身。1983年、国内最高峰の全日本F2デビュー戦で中嶋悟さんに次ぐ2位に、4戦目の鈴鹿サーキットでポールポジションを奪うなど、日本レース史上、最も早く頂点に上り詰めたレーサーとして注目を浴びていた。

 ところが、シーズン終盤、富士グランドチャンピオンシリーズで星野一義さんを追う2位に付けた徹さんは最終コーナーでスピンしフェンスに激突。23歳の若さで命を落とした。92年、片山さんは徹さんと同じカラーリングのヘルメットでF1に参戦。徹さんの夢も乗せて駆け抜けた。

 徹さんの兄が東広島ロードレース大会で事務局長を務めた高橋邦雄さん。20年前、片山さんと偶然出会い、それ以来、親交を深めている。2010年には、片山さんが東広島市内の小学校を訪問。児童に自転車や山での自身の経験を話した片山さんは、「きらきらとした子どもの目をはっきりと覚えている」と振り返る。

 昨年の西日本豪雨を受け、子どもたちの夢を育み、東広島市を元気にしたいと、片山さんが多方面に働きかけ、東広島サイクルロードレースが実現した。

文 吉田実篤・待田克彦


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