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2019/6/13

JICA中国 食を通して難民問題知って

7つの国と地域の郷土料理を紹介


▲ジャガイモをスパイスで炒めたスリランカの郷土料理「アラテルダーラ」

 国連が制定する「世界難民の日」(6月20日)を前に、JICA中国が6月17日まで、ひろしま国際プラザ(東広島市鏡山)内のレストラン「ラコルト」で「難民の故郷の味フェア」を開いている。

 「食」を通して世界の問題を知ってもらおうと、難民の多いパキスタンやシリア、カメルーンなど7つの国と地域の郷土料理を日替わりで紹介している。メニューは、日本人向けの味付けにアレンジ。西アフリカの炊き込みご飯「ジョロフライス」や、スーダンの焼きナスを使ったサラダ「アスウィットサラダ」など、通常のエスニックバイキングのメニューと一緒にランチ・ディナーで1、2品ずつ提供している。

 取り組みは、認定NPO法人「難民支援協会(JAR)」(東京)が日本で暮らす難民とともに作ったレシピ本から生まれたプロジェクトの一環。レストラン前には、難民に関するミニ展示やJARの活動を支援する募金箱も設置されている。

 ジャガイモをスパイスで炒めたスリランカの郷土料理「アラテルダーラ」を味わった呉市広の主婦、岡田未来さん(38)は「マスタードが効いていておいしかった。難民について考えたことがなかったけれど、これをきっかけにしたい」と話していた。

 JICA中国市民参加協力課の新川美佐絵主事は「難民は、私たちと同じように、それぞれに素晴らしい文化を持った人々だということを食を通して知ってほしい」と話していた。期間中の日替わりメニューはJICA中国のホームページで確認できる。

  (茨木)


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