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2019/6/6

「貴重な経験ができたね」

近大附属広島中東広島校 田植えを体験


▲苗を植える生徒たち

 東広島市高屋うめの辺の近畿大学附属広島中学校東広島校の1年生122人が5月21日、地域の農家の福島玉三さん宅の田んぼで田植えを体験した。

 生徒たちは、JA広島中央の職員から苗の植え方の説明を受けた後、地域の農家の人々が見守る中、泥の感触に声を上げながら裸足で田んぼに入った。横一列に並んだ生徒たちは、後ろに下がりながら、田植え綱の印に合わせて、慎重にヒノヒカリの苗を植えた。苗は、生徒たちが4月に種もみまきをして育てたもので、グループに分かれて、合わせて約2・6eの田植えを体験した。同校では、農家の苦労や米文化、農業の課題などを学ぶために、1年生の総合的な学習の時間を利用して1年を通じて稲作実習を行っている。種もみまきから収穫米の試食、地域の老人会のメンバーから稲わらを利用したしめ縄作りを習うなど、地域住民たちとの交流も大切にしている。

 初めて田植えを体験した宮本唯華さんは「苗が倒れるから、植えるのが難しかった。貴重な経験ができた」と話していた。田んぼを提供している福島さん(80)は「米作りが大変だということは、やってみて初めて分かる。子どもたちには主食として米を食べて、元気に育ってほしい」と話していた。

 (石田)


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