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2019/4/25

大創産業創業者の矢野博丈さん講演 

広島大の教養特別講義で


▲「感謝の気持ちを忘れず、一生懸命に生きて」と呼び掛ける矢野会長

 100円ショップ国内最大手の大創産業(本社・東広島市)の創業者である矢野博丈会長(73)が4月17日、広島大の教養特別講義に講師として招かれ、聴講した新入生に「何事にも感謝の気持ちを常に忘れず、頑張ってほしい」と訴えた。

 矢野さんは、法学部・経済学部の講義室に集まった学生を前に講演。事業に失敗して夜逃げしたことや、自宅が火事に遭ったことなど、次々に困難なことに直面してきた半生を振り返りながら、「運や腕がないことが分かったから、一生懸命働くしか道はなかった」「多くの財産を失った火事のお陰で、100円でも貯金しようという、お金に対する感謝力が増した」などと指摘。一生懸命さと感謝力が国内外で約5000店舗を超える出店につながった、と強調した。

 学生には「人様のために頑張るという勉強を重ね、心が通い合う本当の友達をつくってほしい」「21世紀は棚からぼたもちの人生はあり得ない。一生懸命生きてほしい」などを語りかけた。

 広島大は、「世界で活躍するリーダーのスピリッツに触れてもらおう」と2017年度から各界で活躍するリーダーを招き、全学部新入生必修科目の教養特別講義「世界に羽ばたく。教養の力」を開講している。今年度は矢野さんの他、脳科学者の茂木健一郎さん、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんたちを講師に招き、5月下旬まで開く。

 (日川)


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