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2018/10/11

「原産西条柿」の出荷始まる 

糖度の高い仕上がり


▲選果機で大きさを選別するスタッフ

 秋の味覚「原産西条柿」の出荷が10月4日、東広島市八本松東の東広島流通センターで始まった。

 初日は約100キロの柿が生産農家から持ち込まれ、JA広島中央のパートの女性が、柿を一つ一つ手に取り、色づきや形、傷の有無などで2等級に選別。その後、選果機で大きさをM〜4Lの5階級に選別すると、丁寧に箱詰めし、渋抜き用のドライアイスを入れて出荷した。

 西条柿は、縦に4条の深い溝があり、果肉が柔らかく、口当たりが良いのが特徴。東広島市西条町が発祥の地として知られ、東広島市と三原市大和町の農家49戸でつくる原産西条柿生産出荷組合が約14へクタールで栽培している。今シーズンは、4月の遅霜と夏の猛暑による干ばつ、7月の豪雨災害や相次ぐ台風などの影響で、例年に比べ玉がやや小粒で出荷数もほぼ半減する見込みだが、夏に高温が続いたことで糖度の高い仕上がりとなった。

 同出荷組合の兼則和幸代表は「気象条件が悪い中、生産者が努力したことで、出荷にこぎつけることができた。多くの消費者に味わってもらいたい」と話していた。出荷作業は10月中旬をピークに11月上旬まで続く。約15〜20tを県内の市場やスーパーを中心に出荷し、贈答用として全国にも発送する。

 (茨木)


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