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2018/5/10

「リーグ戦優勝が目標」 プロも注目の本格派右腕

広島大硬式野球部 中田朋輝さん


▲広修大戦で力投する中田さん(4月21日、近大工グラウンド)

 広島大硬式野球部の本格派右腕、中田朋輝さん(21)(工学部4年)が注目を集めている。昨年は広島6大学野球の春と秋のリーグ戦で、ともに最優秀防御率賞とベストナイン(投手)を受賞。最上級生となった今季もエースとしてチームを引っ張る。

 中田さんは、宇部高(山口)出身。高校時代は甲子園とは無縁だったが、広島大入学後、地道に練習を続け、2年生の春からカードの初戦を任されるようになった。3年生の春のリーグ戦では、6試合に登板し4勝1敗、防御率2・34の好成績で、押しも押されもせぬエースに成長した。

 3年生の夏場には、直球で最速147キロをマーク。球速がアップしたことでスライダーやカーブなど5種類の変化球の精度も高まった。そして迎えた秋のリーグ戦では、8試合に登板し3勝1敗、防御率0・55の成績を残し、広工大戦では、自身初となるノーヒットノーランを達成。プロのスカウトも注目する逸材となった。

 184cm、83キロ。目標としているのは、楽天の則本昂大投手で、上・下半身が連動したフォームを参考にしている、という。中田さんは「僕の課題は力み。速い球を投げようと思うと、つい上体に力が入り、体が開く癖がある。力まないことを意識しながら、上半身と下半身の動きが一体となったフォームを作り上げていきたい」と言い切る。

 広島大が6大学リーグ戦で優勝したのは2009年秋が最後。チームは、今春のリーグ戦で、4月29日現在、6勝2敗の勝ち点3で首位に立つ。自身は5試合に登板して3勝1敗の成績だ。

 中田さんは「僕の投球よりもチームが勝つことが一番。絶対に優勝して、全国のリーグ戦を勝ち抜いた大学が集う明治神宮大会に出場したい。優勝の先にプロの道が開けたら最高」と目を輝かせている。

 (日川)


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