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2018/3/8

旬のスケッチ2018 

春を告げるシロウオ漁<安芸津町>


三津大川でシロウオ漁を行う山田さん。
この漁が始まると、町の人は春の訪れを感じる

▲安芸津町三津の飲食店「藤田屋」で出しているシロウオ料理。自分ですくって食べる躍り食いは3人前が980円。口の中で躍らせるもよし、かんで甘エビのような甘さとほろ苦さを楽しんでもよし。玉子とじ、天ぷら、吸い物もある

 山から海までを擁する東広島市。四季折々、自然のさまざまな表情を楽しむことができる。海に面する安芸津町では、今、春の訪れを告げる「シロウオ漁」が真っ盛り。

写真・船越雄治
 文・橋本礼子

 安芸津町三津の三津大川の河口。竹と網を組み合わせた仕掛けで、産卵のために川へ遡上(そじょう)するシロウオを捕獲する『梁漁(やな)』が、2〜4月にかけて見られる。

 ロープを引っ張って網を引き上げ、ぴちぴちと跳ねるシロウオをたも網ですくい、バケツに入れる。

 漁を行うのは近くに住む山田明光さん(71)。同町の飲食店などに卸しており、生きたシロウオを口に入れてのど越しを楽しむ「躍り食い」が人気。

 山田さんは「今(3月上旬)のシロウオは甘味があってうまい。躍り食いもいいが、かんで味わってみて」とにっこり。


▲シロウオの体長は5〜6cm。体は透き通っていてあめ色

▲M字型に設置された仕掛け

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